2024年12月6日(金) ~ 26日(木) 俳優座劇場( 六本木 )
作・演出 永井 愛
出演 風間杜夫 萩原聖人 竪山隼太
〈 企画意図 〉
震災と原発事故後の空気感を2024年の日本で再現
初演の舞台は、大震災と原発事故の記憶も新しい2012年の秋に、世田谷パブリックシアターで上演され、連日大入り満員を果たしました。未曾有の事態の中で露わになった「まさか!」の、しかしよく考えてみれば「やっぱり!」だったニッポン。あれから12年、この国はどのように変わったか、あるいは変わらなかったのか。この問いを2024年の今、新たに投げかけます。
永井愛による“レア”な男性3人芝居
樋口一葉や平塚らいてうなど歴史上の人物のほか、生活苦に直面するシングルマザー、人生の曲がり角にさしかかった中年女性など、有名無名を問わず多くの印象的な “女性像”を観客に提示してきた永井愛によるレアな男性3人芝居。出会うはずのなかった70代、40代、そして20代の男が、偶然にも一堂に介し、特別な時間を共有します。
日本の近現代史を背景にした濃密な人間ドラマ
登場人物は年代の異なる3人の男性のみ。廃墟となった工場の中、夕方から夜にかけて、彼らがそれぞれ抜き差しならない状況にいることが明かされていきます。お互い崖っぷちに立ちながら、その場の主導権を握ろうとしたり、嘘をついたりはぐらかしたりする男たちの姿は滑稽そのもの。わずか100分ほどの間で、客席を笑いの渦に包みながら、日本の近現代史を背景に濃密な人間ドラマを浮かび上がらせる、壮大かつ繊細な舞台です。
「父さん」に扮するのは、言わずと知れた“演劇界のレジェンド”風間杜夫。アングラから商業演劇まで縦横無尽の俳優人生の中でも、二兎社への出演は初めてです。同じく二兎社初参加の萩原聖人が、一流企業の出世がしらから社会の負け組へと転落した息子・鉄馬を繊細に演じます。さらに、ひょんなことから父子と関わりを持った青年・星児に、さいたまネクスト・シアターで蜷川幸雄に鍛えられ、若手実力派俳優として評価の高い竪山隼太をキャスティングしました。世代も色合いも異なる個性派3人の組み合わせに期待が高まります。
〈 あらすじ 〉
舞台は廃墟となった町工場。金目のものは全て持ち去られ、残っているのは機械の台座や工具棚、朽ちかけたコードなどのガラクタだ。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。
そこへ1人の男が辺りをはばかるように入ってきた。続いて、彼を追ってきたらしい若い男も。いや、他にもまだ、誰かいるようだ。
それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる3人の男たちのやりとりが続く。夜が深まるにつれ、男たちの抜き差しならない状況が明らかになり……。
キャスト
風間杜夫
萩原聖人
竪山隼太
スタッフ
作・演出 | 永井愛 |
美術 | 大田創 |
照明 | 中川隆一 |
音響 | 市来邦比古 |
衣裳 | 竹原典子 |
ヘアメイク | 清水美穂 |
舞台監督 | 大刀佑介 |
宣伝美術 | 永瀬祐一 ( BATDESIGN inc. ) |
宣伝写真 | 西村淳 |
票券 | 熊谷由子 |
制作 | 安藤ゆか / 持田有美 / 白坂恵都子 |
企画・製作 | 二兎社 |
会場 俳優座劇場(六本木)
公演日時 2024年12月6日(金)~26日(木)
12月 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | |
14時 | ○ | ○ | 休 演 | ○ | ○ | ⭐︎ | ○ | ⭐︎ | 休 演 | ||
19時 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
12月 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | |
火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | ||
14時 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 演 | ○ | ○ | ○ | ||
19時 | ○ | ○ | ○ | ○ |
※ 12月25日 ( 水 )は収録用カメラが客席に入ります。
※ ⭐︎…12月12日 ( 木 )14時 / 12月15日 ( 日 )14時は音声ガイドサービスを実施します。
前売開始 2024年10月19日(土)
チケット料金
一般 8,000円(全席指定・税込)
25歳以下4,000円/高校生以下1,000円 ( 枚数制限あり。要証明書。二兎社・チケットぴあにて取扱 )
※ 未就学児のご入場はご遠慮ください。
ギフトチケット
一般・25歳以下割引対象 ( 枚数限定。購入時の日時指定は不要。二兎社のみ取り扱い )
チケット取扱い情報
二兎社 ( webのみ ) | 二兎社HP |
チケットぴあ | セブンイレブン |
e+ ( イープラス ) | ファミリーマート |
カンフェティ | 050-3092-0051(平日10:00~17:00 オペレーター対応) |
会場のサービス
託児サービスのご案内
俳優座劇場での託児はございませんので、ご希望の方はカンフェティwebでチケットをご予約の上、カンフェティの託児サービスをご利用ください。詳細はこちら▼
鑑賞サポートのご案内
『こんばんは、父さん』俳優座劇場公演では、下記の鑑賞サポートを実施いたします。俳優座劇場以外での鑑賞サポートについては各劇場へお問い合わせください。
◇ 車椅子でのご来場
俳優座劇場はロビーから客席までは階段です。エレベーター等はございません。車椅子でご来場を検討されているお客様は、ご予約前に二兎社へお電話でご相談ください。
二兎社:03-3991-8872 ( 平日10時~18時 )
◇ 音声ガイドサービス 12月12日(木)14時/12月15日(日)14時 ( 全2回実施 )
上記の2ステージで視覚障害のある方への音声ガイドを実施します (舞台ナビLAMP)。ご希望の方はお電話かメールでお申込みください。
※ 介助者1名までチケット代半額(4,000円)です。
※ 音声ガイドご利用のお客様用のお席をご用意しております。ご予約は10月21日(月)10時から12月5日(木)17時までにお願い致します。
※ 開演の約20分前より事前解説を2回、録音音声で流す予定です。余裕をもってお席におつきください。
▶︎ 電話でのお申込み:二兎社 03-3991-8872 ( 平日10時~18時 )
▶︎ メールでのお申込み:seisaku@nitosha.net 件名を「音声ガイド」とし、次の事項をお知らせください。[ ①氏名 ②ご来場希望日時 ③人数(介助者の人数もお知らせください) ④音声ガイド受信機レンタルの有無 ⑤盲導犬の有無 ⑥その他不安なことがあればお書きください ]
◇ レンタル台本
耳が聞こえない・聞こえづらい方に、紙の上演台本をお貸出しいたします。ご希望の方は必要事項をメールまたはFAXでお知らせください。レターパックライトで郵送致します。
※ 上演台本は、上演されるものと内容一部が異なる場合があります。
※ 場内が暗いため、上演中客席内で台本をご覧いただくことはできません。
※ 台本はご来場日にロビー物販コーナーのスタッフへご返却ください。
※ お申込み:10月19日(土)以降、ご来場予定日の10日前まで
▶︎ メールでのお申込み:レンタル台本の申込フォーム 10月19日よりお申し込み開始
▶︎ FAXでのお申込み:03-6915-8022 次の必要事項をお知らせください。[ ①氏名 ②台本送付先ご住所 ③当日ご連絡のとれる電話番号もしくはメールアドレス ④ご来場日時 ]
◇ その他
俳優座劇場へのご来場に関してサポートが必要なお客様は、下記までご連絡ください。
▶︎ 二兎社 電話:03-3991-8872(平日10時~18時) メール:seisaku@nitosha.net
※ 東京以外の公演地でのサポートについては、お手数ですが各劇場にお問い合わせください。
ツアー(予定)
11月30日( 土 ) | 埼玉 | 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ |
1月11日( 土 ) | 滋賀 | 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール |
1月13日( 月・祝 ) | 愛知 | メニコン シアターAoi |
1月18日( 土 ) | 兵庫 | 兵庫県立芸術文化センター |
1月25日( 土 ) | 愛知 | パティオ池鯉鮒 ( 知立市文化会館 ) |
2月1日( 土 ) | 埼玉 | 所沢市民文化センター ミューズ |
2月11日( 火・祝 ) | 愛知 | 穂の国とよはし芸術劇場PLAT |
2月15日( 土 )・16日( 日 ) | 長野 | サントミューゼ ( 上田市交流文化芸術センター ) |
2月22日( 土 ) | 福島 | いわき芸術文化交流館アリオス |
2月24日( 月・祝 ) | 山形 | 東ソーアリーナ |